とあるソロモン王の憂鬱

ソーシャルゲーム「メギド72」について語っていくブログとなっております。現在は多忙により不定期更新です、あらかじめご了承下さいませ。

推しメギドで遊ぼう:ニバス(ラッシュ)編

 どうも夢見草です、カカオ集めお疲れ様でした。私は勿論、最推しメギドのアムちゃんにプレシャスタイムを…ふふふ。

 

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 あとBバディンが実装され(ぶっちゃけカタログスペックだけでも超強そう、つか本当に実装しちゃって大丈夫かこの人?インフレ招かない?)、ザガンとニバスのバレンタイン衣装も登場しましたね。どちらも可愛くて堪りません。

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 …という訳で今回のプレゼンは笑顔イベでリジェネレイト版も配布されたニバス(ラッシュ、以下Rニバス)です。

 

※2021/02/10 Bブネ実装による攻撃力変動など、環境の変化から記事全体を大きく修正しました。

 

 

 

1.Rニバス概要

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↑実は星5までがパンツスタイル、星6でスカートになるんですよねこの娘。

 

 元ネタは中世ヨーロッパ悪魔学、コラン・ド・プランシー著「地獄の辞典」における地獄の宮廷の道化師長。幻視や悪夢を司ると言われている。こう見ると元ネタの設定がそのままゲームに輸入されてますね。

 「メギド72」では追放・転生メギドである祖勢とは違う真メギドでありメギドラル出身の純正メギド…なのだが、本人は争い・戦争などに執着のない新世代のメギド&メギドラルで繰り広げられる戦い・戦争に全く興味がなく、むしろ他者を笑わせることに命を懸ける根っからの芸人気質。加えて純正メギドなのに感性が非常に人間寄りで明るく善性が強い。「人生ってもっと楽しいもののはず」(笑顔イベより)という旨の発言が素で出てくるので「この娘、本当に純正メギドなんだよな…?」とたまーに首を傾げたくなる。まあ転生していないこともありスランプ脱却のために動物の排泄を真面目に観察したりとやっぱりどこかズレてはいるのですが。

 なお本来は元ネタ通り幻視を操るメギドであったが、メギドラルでは本人の芸事への執着や戦争への積極的ではない姿勢などから下級メギドと軽んじられていたこともあり戦闘不能台詞などからはそれを気にする発言が見られる。だが後述のポテンシャルを見ると「いや、このニバスを軽んじてたメギドラルの上層部はマジで無能だろ」と言いたくなる。

 

2.Rニバス性能

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↑いつの間にか奥義レベル8になってしまったうちのニバス。何故だ…。

 

 実は彼女、かなり意外なステータスの持ち主だったりする。というのも大道芸人設定&可愛らしい外見に反してまさかの特性考慮なしの全メギド中堂々の火力2位(攻撃力1429、2021年2月現在)を叩き出しているからだ。後に実装されたBブネに抜かされたとはいえ、数値上はあのアスモデウスより高いってマジか(なお特性補正込みでも全メギド中4位である)…。それ以外のステータスはHP6143(112位)、防御力406(125位)、素早さ480(100位)とどれも低め。

 特性「ムードメーカー」は戦闘開始時に25%の確率で自分以外の味方全員のゲージを1増加させるというもの。25%は微妙な数値だがターン数が多くなりがちな長期戦になるとそこそこ発動したりしなかったりと奥義の連発を狙いたいメギドや全体的に覚醒コストが重いバーストメギドへの恩恵はまずまず。それ以上になるべく自分の覚醒を溜めたくないRニバスにとっては特に「自分以外」という対象が重要。このためRニバス自身はチャージやアタックを積んだり、ゲージ増加効果のある味方のスキルやオーブを使用されなければ覚醒しないのだ。そこら辺考えてない様で実はちゃんと考えてますね貴女。

 

Rニバススキル:「ラブリージャグラー」。敵単体に攻撃力1.25倍の最大4連続ダメージ。(使用するごとに連続攻撃数が上昇する)

 Rニバスの最大の目玉スキルであり、実質的な主砲。理由は単純にラッシュの連撃アタッカーとしては倍率が高過ぎるから。試しに比較対象として攻撃補正の異なるトルーパーを除く単体ラッシュアタッカー達を載せてみると、

 

・Rゼパル(ファイター):攻撃力1209、特性で「味方に男性キャラ編成で攻撃力20%上昇」所持。スキルで0.85倍の3連撃、覚醒スキルで0.7倍の6連撃&自身にスキル追加、奥義で0.85倍の5連撃。

・ウヴァル(ファイター):攻撃力1460、特性で「敵の数が少ないほど攻撃力上昇(最大20%)」所持。覚醒スキルで0.7倍の6連撃。

・オセ(ファイター):攻撃力1324、特性で「自身の攻撃力15%上昇」所持。覚醒スキルで0.75倍の4連撃、奥義で1.1倍の3連撃&自身のアタック強化。

・ウァレフォル(ファイター):攻撃力1150、特性で「獣人特攻(2倍)」所持。スキルで0.75倍の4連撃、奥義で1.2倍の4連撃。

パイモン(ファイター):攻撃力1250、特性で「味方に女性キャラが多いほど攻撃力上昇(最大25%)」所持。スキルで0.75倍の3連撃。

・Rインキュバス(ファイター):攻撃力1177、特性で「めまい、混乱、悪夢のいずれかが付与されている敵への与ダメージ20%上昇(重複可能、最大60%)」所持。スキルで0.9倍の2連撃、覚醒スキルで0.9倍の3連撃&与ダメージの30%ダメージ吸収。

ベヒモス(ファイター):攻撃力1350。スキルで0.85倍の3連撃&シフト、奥義で1.2倍の4連撃&自身にアタック追加。

・Rアモン(ファイター):攻撃力1200、特性で「覚醒0状態の敵への特攻(1.5倍)」所持。覚醒スキルで0.75倍の4連撃、奥義で1.2倍の4連撃。

・Rアガリアレプト(ファイター):攻撃力1100、特性で「自身が奮起状態時に攻撃力30%上昇」所持。スキルで0.8倍の3連撃。

・オリエンス(スナイパー):攻撃力1124、特性で「自身より素早さの低い敵(558未満)への与ダメージ50%上昇」所持、Bアーツ対応メギド。スキルで0.85倍の3連撃、覚醒スキルでバレットの消費分攻撃力2倍の連撃(最大10連撃)。

 

こんな感じ。攻撃に関する特性も対応タクティカルソートも一切ない中でのこれは完全に無法である(むしろ火力に関する特性etcがないからこそ、これなのか?)。このため「スキル強化を掛けたRニバスで延々とジャグラーをぶっ放していたらいつの間にか敵が死んでいた」なんてことはよくあること。

 問題は使用回数ごとに連続攻撃数が上がる仕様から1、2ターンで勝負を決める速攻戦法とは相性が悪いこと、ラッシュアタッカーの宿命でいくらRニバスの素火力が高くても超高防御の敵相手だと敵装甲を抜けない可能性が出てくること。あと戦闘中に脱落すると、その後蘇生してもスキルの使用回数はリセットされてしまう

 

Rニバス覚醒スキル:「ハッピーカーニバル」。任意の味方1人にフォトンをランダムで2個追加&レベル×5の固定ダメージを追加する。

 バースト版だとこれが実質的な奥義になりましたね。

 Rニバスの博打の極致の代表ともいえる非常に癖の強いスキル。固定ダメージというバフ付与とはいえ、追加されるフォトンが実際に出るまで分からないのは辛い。特に自身をターゲッティングして使用した場合、チャージフォトンが2個出てくると非常に残念なことになってしまう。もし覚醒スキルの使用を視野に入れるならデメリットを防ぐためにどんなフォトンが追加されてもいいようにスキル・覚醒スキル・奥義の全てが攻撃に繋がる行動を取るメギド(あとは固定砲台中のベリアルなど)に使用する、いっそ追加フォトンには一切期待せずに固定ダメージ付与のためのバフと割り切って使用してしまうなどの案がある(それでもスキル1個でお手軽固定ダメージ投げキッスのアスタロト、防御バフも付けてくれるアンドレアルフスと対抗が苦しいけど)。また所持していればだがラッシュの「アルルカンバーストの「アイビー」オーブを使用すると技の効果で追加されたフォトンを全てスキルに変換出来るので覚えておくと吉。

 

Rニバス奥義:「ブレイブドール」。敵単体に攻撃力3.25倍のダメージ。更に1ターンの間自身の全フォトンを強化する。

 奥義モーションがとても凝っていて大好き。バースト版の方とカイムにも言えることだけど人形系メギドの奥義モーションの完成度が高過ぎる。

 追加効果の「全フォトン強化」は非常に強力…ではあるのだが、基本的には1ターンと奥義を使用したターンのみでしか持続しないのが難点(しかもアタック強化してもフォトン強化ターンは延長されない)。加えて味方が先んじて掛けたフォトン強化バフを解除してしまう危険性がある。ただし奥義使用後にスキルを使用できれば味方のバフを受けずともスキル強化が乗った状態で主砲・ラブリージャグラーを撃てるメリットはある。この奥義のダメージ自体もRニバス自身の火力が非常に高い&ラッシュの奥義倍率としては平均クラスなのだが、いかんせんラブリージャグラーが強力過ぎて影が薄い。とにかくラブリージャグラーが強過ぎる事、癖が強過ぎる覚醒スキルも含め自身の覚醒ゲージ増加とは相性悪い…と説明したのはこのためです、はい。

 

マスエフェクト:「いけいけドンドン」

リーダー時の自身→戦闘開始時覚醒+1&行動開始時に15%の確率でスキル追加

ラッシュ・スナイパー→戦闘開始時覚醒+1&素早さ30%上昇

ラッシュ・トルーパー→攻撃力5%上昇&付与する強化効果の持続ターン+1

 

 自身への効果がそこまで噛み合っていない(スキル追加は嬉しいけどあくまで確率なのでそれ目当てでの運用はし辛い)代わりに味方への支援能力が優秀。特にトルーパーへの「強化持続ターン延長」は強化手段を所持するメギドにとってはありがたく、スナイパーへの覚醒支援&素早さ上昇は素直に誰でも恩恵を受けやすい。

 

 3.Rニバス運用

 総評としては非常に強力な自己完結型のスキルアタッカー。単純にスキル・「ラブリージャグラー」が非常に強く自前でのバフ手段が乏しい・物足りない分、味方で攻撃バフやスキル強化、固定ダメージ付与を掛けていくたびにダメージの伸び代が増えていくタイプ逆に素火力の高さと自前でもある程度はバフを賄える事から、攻撃面はRニバスに任せて他の味方メギドは生存重視の戦法を取る事も出来る。長所が分かりやすく雑に扱っても強みを生かしやすいキャラなのでメギドを始めたばかりの初心者にも扱いやすいのではないでしょうか。

 ただしラブリージャグラーの仕様から初動が遅い上にRニバスへのスキルフォトン要求量が非常に多く、それ以外でも自分の覚醒ゲージは溜めたくない・ラッシュメギドなのに速攻戦法が苦手と結構独特の立ち回りが求められる一面も。特にスキル要求量の多さから味方はアタック・奥義重視なり最低限のスキル使用でも十分動けるメギドを選んで編成したい。

 

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↑それらを含めて相性の良いメギド達の例。偶然にも何だか劇団員みたいな外見のキャラばかり集まった。

 

・アンドロマリウス

 鉄板の相方候補その1。スキル強化は言わずもがな、Rニバスがいらないチャージとアタックを処理しつつ味方にスキルフォトンをばら撒ける点に置いても相性抜群。

 

・ナベリウス

 鉄板の相方候補その2。特性のお陰で「マジックラット」を1ターン目から使えたり「ミミック」を2ターン目から使用出来るのは彼女だけ。他にも「アルルカン」オーブを持たせて余ったチャージやアタック、覚醒スキルの追加フォトンを全てスキルに変化させる荒技が可能。

 

・固定ダメージ付与可能なメギド

 連撃アタッカーには是非欲しいバフ。特にRニバスはラッシュアタッカーの割にはそこまで足が速くないので余程遅くない限りは十分味方のバフが間に合う。アスタロトウァレフォル、チャージとアタックを処理しつつ防御面もサポートしてくれるアンドレアルフスおじさんは特に高相性。

 

・種族特攻ME持ちメギド

 Rニバスは特性、自前のMEで火力に関するバフ手段を持たないので他のラッシュメギドのMEを踏ませて支援するのもあり。ラッシュ・スナイパーへの該当者はブネ(植物)、パイモン(獣)、Rインキュバス(女性)、ムルムル(飛行)で特攻補正も30~40%と高い。中でもムルムルはRニバスのMEとも相性が良く、覚醒スキルでフォトン上限追加が可能とひたすら自分にスキルを積みたいRニバスとよく噛み合っている

 

・敵防御力デバフ付与可能なメギド

 Rニバス…というよりラッシュメギド共通の弱点として「どんなに火力が高くても防御無視攻撃が出来ない」という点があるが、だったら敵の防御力を下げてしまえばいいじゃないという事で。該当者はBフルカス、マルファス。特にフルカスさんは奥義で敵防御力を0にまで低下させられる。勿論デバフ系は敵の耐性によっては完全無効化されるので挑戦前によく確認を。

 

・感電に耐性付与、もしくは治療可能なメギド

 高火力と引き換えに耐久は高くないので毒などの状態異常はなるべく食らいたくない。特にスキルを封じられる感電は天敵。Bユフィールさんは同じ後列&スキル1個で先んじて状態異常を予防可能、Rアンドラは彼のMEで状態異常耐性を付けられる上に状態異常の治療が可能、奥義では回復しつつスキル追加可能と至れり尽せり。

 

・バフ手段持ちのラッシュ・トルーパー

 仮にRニバスをリーダー起用する場合、「強化ターン延長」が優秀なので是非生かしたい。該当者はRウェパル、Rサキュバス、キマリスで特にキマリスは奥義の全体攻撃力バフ&スキル強化延長が3ターン持続とRニバスにとっては破格のバフ手段になる。尚どちらも低耐久(特にRキマリスは全メギド最低クラス)なのでそこは他のメギドで対策しましょう。

 

・デカラビア、オロバス

 RニバスMEの「戦闘開始時覚醒+1」と素早さ上昇バフが彼らとよく噛み合っている。特にRデカラビアは自前でもそこそこ速く、2020バレンタインイベントの様な「特定の対策手段がない限り全滅必至クラスの奥義を撃ってくるボス、そのボスにバフを盛ってくる凍結が効く取り巻き」に対してニバスをメインアタッカー、デカラビアを奥義で覚醒ゲージ減少&オーブでデバフ&サポート役として同時起用する事できちんとメタを張れる。…これ、もっと早く知りたい情報だったよ(DX-3のロクサーン戦で10連敗したソロモン王)。

 

・ゲージ3~4程度かつ全ての行動が攻撃に関するメギド

 覚醒スキルによるバフ&フォトン追加を他メギドに付与する場合。基本Rニバスはその圧倒的な火力の高さから自分がメインアタッカーを担った方が良い場合が1番多いんですが、稀に例外もあります(列化・全体化手段がなくボスが単体なのに道中に多数の取り巻きが出てくる場合など)。中でも妙に相性が良いのが皆のクズことRフラウロス。技であるスキル・覚醒スキル・奥義が全て攻撃技の上にこいつのスキルと覚醒スキルは連続攻撃なので固定ダメージ追加の恩恵が大きいんですよね。しかもクズはラッシュ・トルーパーなのでRニバスのME踏めるので攻撃力を上げつつ固定ダメージ付与ターンが延長されると本当に隙がない、何故だ。

 

4.相性の良いオーブ

 特性で連続攻撃のダメージ上昇、技は自身にスキル2個追加出来る「インサニティ」(プルフラス配布イベ報酬)は間違いなく相性最高クラス。他だと種族特攻系オーブなり味方に持たせたりインサニティの代用としてのミミックなどが無難かな。SSRオーブだがアルルカンは「場に出たフォトンを全てスキルに変換する」ので味方(特にオーブ短縮特性持ちのナベリウス)に持たせると遠慮なくニバスにフォトンを積んでガンガン攻撃出来る。

 

 ※相性の良い霊宝

 作成難易度・コストの低いものでは連続攻撃アタッカーである点から固定ダメージ付与効果の「ハートブローチ」、スキルアタッカーである点から確率スキル追加特性の「アムールリング」などがおすすめ。ブログ主のように奥義レベルがやたら上昇している&とにかく攻撃力を伸ばしてゴリラ化を目指すなら「ヴェリタスの彫像」を積みまくるという案も。また「エペーヌフェイス」(とその上位霊宝である「漆黒のロゴス」)を1個でも装備させておくと相性の良いサポートメギドであるナベリウスの素の素早さを上回ることが出来るので覚えておくと便利。

 

おまけ Rニバスと他スキルアタッカーとの比較

 タクティカルソート対応とはいえ、先日攻撃型ラッシュ・スナイパーのオリエンスが実装された事もあり気になったので作成。こちらも攻撃補正の異なるトルーパーは除外。

 

・祖16 ゼパル(ラッシュ)

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・類似点:ラッシュスタイル、連撃、低耐久、単体攻撃、固定ダメージへの依存度、最終的に奥義は使わない、防御無視攻撃不可

・相違点:ファイターとスナイパー、攻撃後のフォトン追加、覚醒状態への依存度、初動の速さ

 

 強烈な連続スキルアタッカーの代名詞といえば彼女…と言ってもこの2人が競合する事はまずない。何故ならゼパっちゃんは味方で覚醒ゲージを増やし初手覚醒スキルからのスキル追加の繰り返し…といった怒涛の連続攻撃が持ち味だから。覚醒補助が出来る味方(ウァサゴなど)に強く依存するので覚醒補助の要らない(むしろ覚醒したくない)Rニバスとは動きが全く異なるんですよね。覚醒スキルも最初から6連撃出来る、初動が速い超速攻型アタッカーでもあるのでその観点でも動き方が違う。あとファイター(前列)とスナイパー(後列)というクラスの違いも大きい。

 

・祖23 アイム(バースト) 

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・類似点:スナイパー、使用回数が増えるごとにパワーアップするスキル、低耐久、リーダー時に味方への支援系ME所持、要求フォトン数の多さ、初動の遅さ

・相違点:味方の防御無視MEが踏める(防御無視オーブ所持可能)、スキル攻撃の倍率(2倍)、属性攻撃、範囲攻撃所持、地形付与手段の有無

 

 スナイパーのスキルアタッカー…ということで競合しやすいのではと思われるフライパンを持った方のアイムさん。スキルでは4回目使用以後の「防御力60%低下」は狙えれば強力、そもそも防御無視MEが踏めて高防御相手でも敵を焼き切れ、ゲージが増えても奥義の全体炎上攻撃(スリップダメージで蘇生を撒いてくるユグドラシルにも強い)で動ける。何より属性攻撃アタッカーなので味方が突風を付与出来れば手軽にダメージを伸ばせてしまう…と実際競合として強力。差別化としてRニバスの場合連撃アタッカーであること、フォトン追加手段の多いラッシュスタイルであること、地形コンボ無効の飛行属性の敵への適性などを生かしたい(カオスサムやムルムルのMEで飛行特攻持てるし)。

 

・祖38 ハルファス(バースト)

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・類似点:使用回数が増えるごとにパワーアップするスキル、低耐久(ハルファスは防御力は高め)

・相違点:ファイターとスナイパー、範囲攻撃所持(多彩な攻撃手段による柔軟性)、地形付与手段の有無

 

 前回の記事で記述した通りせっかく指名したし、地烈斬は使用回数が増えるごとにパワーアップするから競合する部分はあるかなー…と思って挙げてみたが全然そんなことはなかった。1番の原因が単体(覚醒スキル)、列(奥義)、全体(スキル)と彼女だけで攻撃範囲を全てカバーしている柔軟さにある。このため「雑魚はスキルor奥義で蹴散らし、堅いボスは覚醒スキルの防御無視単体攻撃で削る」という動きが1人で出来てしまうんですよね。ただ何をしたいかによってスキルが欲しいのかアタック・チャージが欲しいのかを使い分ける必要がある。Rニバスは全体化しない限り単体攻撃特化だけどスキルさえ確保出来ればいいからね。

 

・真1 リリム(バースト)

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・類似点:スナイパー、使用回数が増えるごとにパワーアップするスキル、スキル攻撃の倍率(最大1.35倍)、スキルフォトン要求量の多さ、初動の遅さ

・相違点:状態異常付与攻撃(睡眠)、味方の防御無視MEが踏める(防御無視オーブ所持可能)、範囲攻撃所持、状態異常成功率or敵の状態異常耐性への依存度

 

 スキルアタッカー…ではあるのだけど結果として全然運用法が異なるリリム(バースト)。その最大の原因が「睡眠付与攻撃」というデバフ込みの攻撃スタイルを取っているから(おまけにスキルは使用回数が増えると範囲攻撃になる)。そのため睡眠無効の敵には手も足も出ないし、逆に睡眠が効いてしまう敵(メインストーリーは耐性持ちが多いけど期間限定イベントには意外と多い)は何もさせずに嬲り殺すことが出来る。もしアクィエルがいれば尚更。本領発揮が最低でもスキルを3回使ってからなので初動が遅い点は同じなんですけどね。

 

・真19 オリエンス

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・類似点:ラッシュスタイル、スナイパー、連撃(覚醒スキルは本来単発攻撃)

・相違点:バレットアーツ、範囲攻撃可能(バレットアーツの個数次第)、バレットアーツ作成可能な味方への依存度

 

 おまけを書くことになった最大の原因。攻撃型のラッシュ・スナイパーというだけでもオリエンスが出てくるまではRニバス位しかいなかったのに、Bアーツという前のめりかつ強力な新タクティカルソートまで持ってきちゃったからね…。Bアーツの個数次第では覚醒スキルで高防御だろうがボスも取り巻きもまとめて撃ち殺してしまい、しかも高難易度ステージを2、3ターンクリア可能といった速攻適正もある。ただタクソの宿命で低スパンでBアーツを作れるニスロクやR教官、配布のCアガレスといった味方への依存度が高いのが最大の差別点。Rニバスはスキル強化さえ貰えればとりあえずラブリージャグラーで動けるし、味方のサポートでの伸びしろは高いけど単体でも強いのでメギドが揃っていないソロモン王でも動かせる。

 運用とは関係ないけど過去に能力が修正された経験あり、純正メギドなのに本人の感性がヴィータ寄り、と実は意外と共通点のある2人だったりする。

 

・真54 アバラム

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・類似点:スナイパー、連撃(覚醒スキル)、覚醒スキルの癖の強さ

・相違点:協奏、味方の防御無視MEが踏める、範囲攻撃所持、協奏適正のある味方への依存度(特にベバル)

 

 アタック以外の攻撃全てが範囲攻撃の時点でRニバスとはだいぶ使い勝手は異なるけど、覚醒スキルの「敵全体への攻撃力0.7(大協奏時は0.8倍)の4連続攻撃」は敵によっては奥義以上に強烈。特にアバラムはバーストスタイルなので防御無視手段が取れてしまう。ただしこちらもタクソの宿命で協奏対応、音符を出せるキャラへの依存度が高い。特に覚醒スキルで音符の持続ターンを減らしてしまう以上、スキルでの音符延長・防御無視ME・素早さ上昇補正MEと至れり尽くせりのサポートをしてくれるニコイチメギドことベバルへの依存度は高すぎる。